
とちぎRuby会議02がありました!普段は技術や「普及するには?」ということについて語られることが多いIT系イベントですが、仕事としてのマインドについて多くのメッセージを聞くことができました。今回はその中でLTの発表をしてきましたので、スライドとスクリプト(時間の関係でかなり削りましたが)を公開します。裏切り者感たっぷりのスライドですが、最後までおつきあいください。

今回ご紹介したいものが、このSphinxです。

Wikiみたいなプレーンテキストの簡易マークアップから整形してくれるツールです。相互リンクも張ったり、索引を作ったりもしてくれる。LaTeXを経由しないPDF出力は現在活発に開発されている部分。これができるとかなり強力です。コードハイライトも、nginxというリバースプロキシーサーバの設定ファイルみたいな、超マニアックなフォーマットのハイライトにも対応していたりします。

僕の最近の活動はSphinx関連が多いです。

まずはドキュメントの翻訳。夏休みをつぶしてやりました。今も普通に使う部分はほぼ完了。拡張機能周辺だけが残っている状態です。浴衣の女性とかが街を歩いているわけですよ。花火大会、お祭り。Sphinxには、そのような一夏の思い出を捨てでもなお、価値があります。

あとは検索の多言語対応。これはパッチを投げています。開発者の人は忙しそうなので、取り込まれるかはわかりませんが。

テキストで擬似コードを書くと、シーケンス図をSphinxに画像にして入れてくれるプラグインも作りました。

それではインストールの仕方の説明をしていきます。まず準備としてしておかなければならないことがあります。この会場はMacを使っている人が多いと思うので、Macの説明だけしますね。

(メモ:)ここは1文字ずつ増えていくように20枚以上スライドがあって、タイピングしているような演出をしました。

残念ながら、SphinxはPythonで書かれたプログラムだったのです。すみません。
続きを読む