2010年01月03日

「クラウドの定義がクラウド化」しているので・・・


taken by MorBCN

IBMがテレビCMするし、ニュースにも出てくるし、そろそろクラウドの定義がクラウド化してきているので、オレオレ定義をブログに書いてみることにします。他の人も色々書いてみるといいよー。トラックバック歓迎。

クラウドは賃貸住宅

僕のクラウド的な考えを一言で言うとこれです。Python作者で、現在はGoogleでGAEの開発に携わっているというGuidoがブログに書いていた言葉ですが、これが端的にクラウドの考え方を表していていいのではないかな、と思っています。もちろん、これは単なる考え方であって、これをインプリメントするための各種アイディアもセットかな、と。

cloud

周辺技術

サーバを賃貸にするためには、それを支える技術が必要になります。分散のKVSなんかは、マシン数を自由に変更した場合に、その分レスポンスを向上させたり、データの信頼性を向上(マシンが壊れたときの損失の低減)することができます。Amazon EC2やGoogle App Engineのような仮想のプラットフォーム/ハードウェアは、負荷に応じてフロントエンドの数を変えることで、急激なアクセス数増加にも耐えられるようになります。近年だと、映画(アバター)の予約とか、イベントのサイト(箱根駅伝?)で、「見られないよ−」という悲鳴がでたりしますが、そういうのを防ぐことができますよね。後は、大量のデータ処理のMap Reduceなんかも、マシンの数に応じて柔軟に処理速度を変更できるので、賃貸のためのベース技術になります。

RDBのスケール話しもあるみたいだけど、技術的なところを押さえていないので書いてません。誰か教えてください。Oracleも1024台までスケールするらしいです。お財布が一瞬でぶっ飛びそうなのでコワイですけど。

メリット

賃貸にすれば、最初に大きな先行投資をしなくても、サービスを開始できます。ユーザ数に応じてサービスの規模を拡大できるので、スタートアップを迅速に行えます。予測するという作業コストも軽くできます。

また、マシンの台数が多くなれば、ムーアの法則の恩恵を受けやすくなります。数台で4年償却とかなってしまうと、2年でCPUの集積度が倍になって、性能が上がって消費電力も下がってストレージも大きくなって・・・というメリットを受けにくくなります。マシンを集約して、頻繁に最新のハードウェアを導入して古いハードウェアと入れ替えていくようにすればバッチリです。

まとめ

ベース技術、コア、メリットが結構ぐちゃぐちゃで、あげくの果てには「ネット使っていればクラウド」なんてことまで言われているので、僕なりに整理した次第です。これだと、プライベートクラウドなんかの説明はしきれないので、どなたか、みんな各自ブログで意見を書いてもらえたら、おいしく読ませて頂きたいと思います。

KVSとかMapReduceとか、いろいろ、それぞれ絵でも描こうと思ったけど、疲れたので各自ぐぐってください。

posted by @shibukawa at 12:52 | Comment(74) | TrackBack(1) | プログラミング はてなブックマーク - 「クラウドの定義がクラウド化」しているので・・・
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/34532176
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック

みてわかるクラウドマガジン。〜クラウドとは?クラウドコンピューティングについて〜
Excerpt: 日経BPが主催するIT Executive Forum IT Japan 2010を受講してきました。講師を務めるのはセコム、マイクロソフト、富士通、NECといった企業のトップや CIOで「良くこれだ..
Weblog: 通販日記。楽天的通販品評価と口コミ発信ブログ。
Tracked: 2010-07-14 18:22
検索ボックス

Twitter

www.flickr.com
This is a Flickr badge showing public photos and videos from shibukawa.yoshiki. Make your own badge here.
<< 2017年05月 >>
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
最近の記事
カテゴリ
過去ログ
Powered by さくらのブログ