2009年12月06日

Kindleの見せる未来

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Kindleについては、「買ったよ−色々使えるねー」とか「便利だよー本の読み方が変わるよー」とか、何回かこのブログにも書きましたが、なんかこういう未来っぽいデバイスを触ると、色々未来像を想像しちゃうよね、ということで、こんなサービスが出たらいいな!とかを色々考えてみました。消費者的な視点と、流通、販売の視点と結構バラバラですが。

ちなみに、写真の絵はKindleの電源オフ時の画面です。いろいろな画像が入っていて、ランダムに表示されます。電源オフ時も表示が持続するという電子ペーパーならではですね。今の僕のKindleは「電源なくなったから充電しろよ(意訳)」という画面で止まっていますorz

「いつかまた読み返そうと思うんだけど・・・」

僕のうちももうオーバーフローしていて、会社のロッカーに大量に本を隠していたり、実家にも本を置いていたりするけど、本を買う人が必ず遭遇する問題が収納場所。「この本、一度読んだけど、またいつか読もうと思うので取っておこう」という本が増えていくんですよね。なので、こういう本を本屋に持って行くと、電子データ版と交換してくれて、本棚すっきり、また新しい本買おう、というサービスが出たらうれしいな、と思います。読み終わった新聞とかもね。

オススメ書籍勝手にダウンロード

Amazonではタイトルだけだけど、中身も勝手にプッシュしてくれて、暇なときに読む、というのができると面白いかな。本屋の棚にICカードリーダーみたいなのが置いてあって、そこにかざすと、自分の持っている本のリストと、オススメの本がダウンロードされるとかね。DRMとかかかっていて読める期間限定でもいいので、定額料金とかで。無料の体験版とかもありえますよね。オモチャ屋のNintendo DSのダウンロードとかってそんな感じですよね?使ったことないですけど。

読みたいと思ったときにすぐ

紙萌えな人もいますけど、例えばオンライン書籍販売で注文して、それが届くまでの間だけ読める電子データをその場で送ってくれる、とかあるとうれしいな、と思います。セミナーとかで本の紹介をされることが良くありますが、そんなときにぱっと買って帰りの電車で読み始め、数日後に紙の本が届くという流れとかあるといいかな、と思います。イトーヨーカドーでは、食料品とかを大量に買ったら、その日のうちに配送してくれるというサービスがありますが(ジュンク堂とかでもやっていたかな?)、お店で買って家に帰るまで、とか、「会社に置いて来ちゃったけど、勉強会でxUnit Test Pattenrs必要だったんだよな」みたいな時に持っている本を一時的に読めるようにしてくれるとか、自分の持っている本の現物と、自分の距離をゼロにする、というのができるようになるんじゃないかな、と思います。

追加コンテンツの配布

バージョンが上がると使えなくなる機能があったりするのがコンピュータ書籍の痛い所だったりしますが、そういう点の差分を送ってくれるとか、アルゴリズムの動きのイメージを動画で配ってくれるとかね。勉強会とかで読んで「こういう関連情報もあるよ」みたいな話しとかは毎回出てくると思うけど、そういうのも取り込んでソーシャルメディアにしちゃう、というのもできるようになるかな?著者だけじゃなくて、読者のフィードバックも入れるとか。ジュンク堂のトークセッションや、紀伊国屋などの出版記念講演で出てくる、裏話的なものも欲しいよね。

どんな人も同じように楽しめるように

Kindleの読み上げ機能すごいよというのは以前もお伝えしましたが、文字が読めない人も同じコンテンツを楽しめるようになりますよね。後は、子供や目が悪い人の場合は文字を大きくする、難しい漢字をひらがなにする(本を通じて勉強するというのもあるので賛否ありそうだけど)とか、古めかしい日本語を今風にするとか大阪弁にするとか・・・内容を最後、ユーザ向けにカスタマイズする自由が出てくるんじゃないかなと思います。

紙の書籍は無くなるのか?

ただし、紙の書籍を駆逐するかというと、そこまではいかないかな、と思っています。本の書き方セミナーに行った時にダイアモンド社の編集者の人が言っていたのは、10冊本が売れたとしても、9冊は1章も読まれない、10冊に1冊だけ1章以上読まれる、とのことでした。残り9冊は「流行の本を持っている」という安心感だったり、インテリアとしての利用が多いということで、そのような人は電子版を買うことは期待できないからです。ガンガン高速で読む人はKindleの書き換えの遅さも致命的。毎分600文字程度の普通の人は問題ないですが。僕も英語を読む分には時間がかかるので英語に限定すれば普通に使えています。

あとはコスト。現在では6インチで$260、9.7インチで$490と、まだまだ高いのが現状。2画面ついていて、視野をある程度覆う広さを確保するにはまだまだ・・・という感じはします。Kindleは画面の書き換えもかなり遅いですし。ただ、デジタル製品はガンガン値段は落ちるものですし、某社で開発中の電子ペーパーは速度が速かった(父親談)という話しもあるので、将来に期待したいです。

ユメが広がるよね!

電子ペーパーはもういろんなところですでに実用化されていて、イトーヨーカドーの値札のタグで使われたりもしているみたい。「どうやってデータ更新すんのかなぁ、あれ?」と思っていたけど、天井についた送信機から赤外線か何かでデータ配信するとか。すごいね。もはや、情報自体の価値はどんどん下がっていて、「情報そのものがお金になる」ということはないですよね。いかにそれを効率良く伝えるか、情報を生み出すか、というところにビジネスの比重が上がってきています。その効率良く伝える、というところで電子ペーパー+記憶装置+通信機能というデバイスの持っている可能性はまだまだ広がりそうです。

急にマルチメディアという言葉を思い出した・・・僕がパソコンを始めた1995年あたりは「マルチメディア」がキーワードだったなぁ。NECも「マルチメディアのNEC」とCMで言っていたような。↓あと、Amazonのレビュー数がすごいです。こんな数初めて見た。

posted by @shibukawa at 09:25 | Comment(61) | TrackBack(0) | ライフハック はてなブックマーク - Kindleの見せる未来
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