2009年06月04日

ベストセラービジネス書がすらすら書けるセミナー

ベストセラービジネス書が書ける

日曜日にセミナー行ってきました!その名も、「ベストセラービジネス書がすらすら書けるセミナー」です。いつもお世話になっているイメージコンサルタントの沢口珠子さんの初司会という晴れ舞台を見にいくのが目的だったんですが、セミナーの内容が予想外にすばらしかったです。学びがたくさんありました。本を書かない方も、自分のブランド作りや、世の中にアウトプットしていくという観点で役に立つんじゃないかと思います。現在、この内容で本を執筆中らしいのですが、期待せざるを得ない感じです。

水野さんは何冊か本を読んでいますが、独特の語り口でユーモラスな感じでけっこう好きです。最初は「ベンチャーの経営に失敗して3億円の借金ができました」というところからスタートして、みごと復活を果たされたというところから話が始まりました。その過程で多くのビジネス書を参考にされ、過去の書籍も、これから書く書籍も、この時の経験が生かされているそうです。

ゴールの姿をイメージ

まずは書籍を書いた後のゴールの話から。ビジネス書を書いた人を分析するとこんな感じに分類されるそうです。

  • タレントデビューして政界デビュー!
  • 思い出作り(ブログ出版)
  • 副業してその後コンサルとして独立
  • 情報商材を売る
  • 作家としてデビュー
  • 言いたいことがあるので

僕の場合は・・・言いたいことがある、かな?誰かのためになりたい、人のために頑張ることが自分を確かなモノにする、というのは最近思っているけど。IT系の書籍の場合は、本業があって、それをプラスαするような本が多いので、IT技術者はみんなこんな感じかも。

つぎにハッとしたのは「心がけ」の部分です。「ベストセラーはディズニーランドと一緒」というのは分かりやすい例えです。1000円なり1500円なりのお金をもらうのだから、同じようにお金をとって楽しませるディズニーランドにも負けないぐらい、楽しんでもらうのが責務である、と。確かにそうですよね。

知的で、「なんか良くなりそうな気がする」という気持ちにするのがビジネス書というカテゴリ。そういうこともあって、SRRビジネス速読の寺田さんは、「ビジネス書ではなく、読むのに時間がかかる本をじっくり読みなさい」と言っているわけですが。

ビジネス書に限らず、多くの場面で当てはまることですよね。お金だけでなく、時間という要素も考えれば、僕が普段やっている、無料や会場費程度でやっているようなイベントであっても、これを意識するのとしないのでは気持ちの入り方が変わりそうです。目標としては、ディズニーランドは遠大な感じですが、視野を遠くに持って行くためには、そこがかえっていいのかもしれません。

企画書とはじめに

「本を書きたい」と思うだけでいるのではなくて、編集の人に自分の気持ちをつたえるために「はじめに」をきちんと書きましょうと言われていました。売れる本では出し惜しみしないで、きちんと本の内容をコンパクトに書いているそうです。ようするに、書籍のプロトタイプを作成するということですよね。中には「この本を読むと秘密が明らかにされます」といいつつ「ずっと秘密」のままで終わってしまう本もあるそうですが。まぁ、それでも「はじめに」というのが本を代表しているというのは外してないですが。ポイントは個性。類書との違いがきちんと伝わること、だそうです。はじめにの6パターン。確かに、どれも「あるある」といった感じです。

  • 過去の自分を貶める回想パターン
  • 成功を予告する予告三振
  • 勉強しないことを責める説教パターン
  • 現在の自分の成果を出しまくる自慢パターン
  • 最近はやりの「なぜ」に答えていくロジックパターン
  • 相手の裏を書くエモーショナルマーケパターン

ビジネス書ならでは。技術書でもこういうのを取り入れると雰囲気変わってくるのかも。もちろん、はじめにがこういう構成なら、本文の方も、それにかなり影響することは想像に難くないです。本文のパターンとしては下記のものがあるそうです。

  • タイトルを入れる(ハックス、レバレッジ)系
  • 総論→各論
  • 数字(7つの法則とか)
  • ツリー型
  • プロフィール+内容というホームページ型
  • 意義から具体的な方法、実現性を説明する事業計画書型
  • 生い立ちを語る形

これは著者の性格がかなり影響しそうですよね。エマジェネティックス―人の本質を“見抜く”科学的な分類でいえば、コンセプト型はタイトルパターン、数字パターン。分析型は総論各論パターン、数字パターン。ディティール型はツリーパターン、事業計画書パターン。社交型はホームページパターン、生い立ちパターン・・・という感じでしょうか?もちろん、得意なパターンで作った後に、他のタイプ向けに工夫する、というのはありですよね。

あと、出版後のプロモーションも「なるほど」と思わされる内容が多かったです。文章術や構成に関してもお話がありましたが、詳細にまで踏み込むにはちょっとまだ僕の理解じゃ言葉足らずになりそう(セミナーも入門ということで駆け足だったし)なのと、水野さん本人がこの内容で書籍を書かれるとのことですので省略します。書籍を楽しみにしています。

トークショー、Q&A

鳥居さん、午堂さんのお話も良かったです。テンポも心地よく、分かりやすかったです。情報はタダ、重要なのは人脈というのは含蓄のある言葉ですよね。お金の使い方から、外国の教育(きちんと責任を取ることを覚えさせる)とか、とにかく幅広いレパートリーのお話が聞けて良かったです。対話型だと、出演者も予想外な話題きっと色々出るんですよねきっと。事前に大枠ぐらいは決めるのかもしれませんが。Q&Aで出た、「100年間売れづける本を書くには?」はという質問は難しかったけど参考にしました。

全体を聞いて思ったのは、やはり水野さんの情報収集能力と、それをきちんとマイニングして、エンターテイメントのレベルまで引き上げる能力のすごさです。編集者との出会いを、恋愛に例えて「合コン、ナンパ」と例えたり、さまざまな著者をモデリングといいつつ、傾向の違いをネタっぽくまとめたり。「政治家を狙う人も、直前までは『考えていません』という」など、「あぁ、あるある」という感じで面白かったです。この「あぁ、あるある」と思わせるのって、読者をぐっと引き寄せる上で重要なポイントですよね。データをエンターテイメントに変換する方法論という点では、もっと詳しくお話が聞きたいですね。

そうそう、たまちゃんさんの司会姿、ステキでした!初めてということでしたが、安心して落ち着いて聞いてることができました。僕も何か発表するときにお願いしようかなw 主役持ってかれちゃうかw

会社の先輩が水野さんのファンだったので、サイン本もらってくれば良かったなぁ、とちょっと反省。

posted by @shibukawa at 07:55 | Comment(61) | TrackBack(1) | ライフハック はてなブックマーク - ベストセラービジネス書がすらすら書けるセミナー
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