アカデミーヒルズのシングルモルト&ショコラ マリアージュ講座という講座に参加してきました〜。短い時間でも盛りだくさんな内容でした。材料費(お酒とチョコ)が2000円というのは安いですね。ウイスキーのミニボトルだけでもそれだけそろえるとその額を遙かに超えてしまいそうですし。
マリアージュというのは「結婚」から来ている言葉で、2つのものを組み合わせることらしいです。なるほどね。いい言葉なので覚えておこう。
まずはチョコのお話がありました。歴史とか、製造方法とか、カカオ豆の種類とか。種類ごとに味が違ったり、同じ豆の種類でも地域によって味が変わったり、なんかワインみたいですね。チョコの味を比較してみるテイスティングが面白かったです。確かに比べてみると「花のような香り」だったり「香ばしい香り」だったり「酸味がある」とか、違いが明確になります。チョコというと「ベルギー製」みたいな感じのブランディングだけだと思っていましたが、産地の違い(豆は同じなのに)を実感できました。単一産地でのチョコを「シングルビーンチョコ」というらしいです。フランスあたりの最新のチョコレート事情のお話とかもあって楽しかったです。今後はチョコも嗜んでみようかな。↓これはカレー入りのチョコです。スパイスとのブレンドが最新のトレンドらしいですよ。
ちなみに、チョコレートには4大発明というものがあり、
- 潰して水に混ぜるだけだったカカオ豆から、ココアパウダーを作る技術の発明
- 飲み物だったものを、固形で食べるということ発明
- ミルクチョコを発明
- 機械で練り上げることにより、なめらかな食感にする技術の発明
ということでした。へぇ。勉強になります。
あと、チョコのココアバターの融点が32℃というのも初めて知りました。体温よりも低いので、口に入れるとなめらかに溶ける、ということでしたが、コレステロールが血中で固まったりしないので、動脈硬化にはなりにくいのかもしれませんね。まぁ、食べ過ぎると成人病にはなりそうですが。あと、無味無臭というのも意外でしたね。
次はウィスキー。シングルモルト、ピュアモルト、グレーンウィスキーなどの違いとかもきちんと教えて頂きました。今まで理解があやふやだったので助かりました!面白かったのは、蒸留したてのウィスキーは無色なんですよ、ということ。熟成させると色が付いてくるらしいです。なるほどね。テイスティングで「うぉっ!」と思ったのは、水を入れたときの効果です。ストレートよりも香りが分かりやすくなるんですよね。1:1以上に薄めてはいけないけど、テイスティング時は1滴でもいいから入れる、とのことです。この水割り方法が分かっただけでも5000円の価値があるな、と思いました。ロックも香りは感じにくくなるので、ガッとアルコールの焼ける感じを楽しむにはいいけど、この感じを覚えてしまったら・・・
最後のマリアージュのパート。結構駆け足で、なかなかじっくり楽しむことはできなかったけど、お互いの角(どちらかというとウィスキー側)がなくなって丸くなって感じられるような気がしました。「このウィスキーにはこういうチョコや、こういうドライフルーツも合います」みたいなヒントはたくさんもらえたので、今度自宅でゆっくり楽しんでみます。
昨晩は、新中野で野口さんと2人でIT業界や出版業界について語り合ったり、一方的に「とらドラ!が文学作品としても画期的で、自分探しや、純愛、スピリチュアルを求める時代にとって破壊的な価値感を持つ理由」を野口さんに語ったりしましたが、行ったバーには色々シングルモルトウィスキーがあったので、さっそく「1:1の水割りで」と出してもらいました。野口さんも水割りの効果にはビックリされてました!残念ながらチョコはおいてなかったんですが、「これはフルーツっぽい香りがするからイチゴチョコとか合いますよ!」とか言ってみたりw なんか新しい楽しみ方が広がった感じがします。
男女ともの楽しめるセミナーだと思います。これはオススメです。
そういえば、ヒルズのそばで、今までベントレーがあったところがBMWに改装中でした。新しいZ4も7シリーズもデザインかっこいいね。まぁ、でも買うなら、直6のZ3と3シリーズかな。やっぱりクルマは軽くないとね。