
ホンモノのマインドマップが描けるPCソフト、iMindMapの最新版、V3が出ました!
僕の主な使い方である、タブレットPCでの使い心地をレビューします。まずはこれがパッケージ。なんかかっこよくなっています。ビジネスアプリっぽかった先代バージョンとは異なり、なんかグラフィックソフトみたいです。実際、アプリケーションの挙動としてはそちらに近いのですが。

中身はただソフトウェアが入っているだけでなく、おまけのシールと、マインドマップの書き方、使い方ガイドが入っています。ソフトウェアを使うと基本的なマインドマップの書法は型にはまって描けてしまうのですが、「単語で描こう!」とか、よりレベルの高い(記憶に効く、発散思考に効くetc)マインドマップを描くためのポイントが分かりやすく記述されてます。これはパッケージ版だけのおまけかな?シールの中にはトニーブザンさんの写真もあります。ブザンファンもぜひ!
ちなみに、僕が使っているのはHPのPavilionのタブレットモデルです。タブレットPCなのに、10万円そこそこという値段が魅力です。

それでは起動してみます。

起動するとまず、セントラルイメージ選択が出てきます。文字で入力するだけのソフトウェアが多いのですが、マインドマップのコアはこのセントラルイメージです。(後は構造化されたブランチ、キーワードの2つ)。本バージョンでは選べる絵の数が増えました。また、好きな画像も選択できます。画像ファイル選択に関しては、プレビューが出ないのがイマイチかな。

セントラルイメージが選択されると、編集画面になります。見た目は前のバージョンから大きく変わっています。アイコンが大きくっています。小さくもできますが、タブレットから使う場合はこのぐらい大きい方が使いやすいです。
タブレットで描く場合には、フリーハンドモードを選択します。通常のモードだと、根本と先端だけの情報からiMindMapが枝を勝手に描きます。これでも他のソフトよりもよっぽどマインドマップらしいマインドマップになるんですが、フリーハンドモードでは、途中の軌跡もそのまま描かれます。好きなように枝を描けます。一度この感じに慣れてしまうと、他のマインドマップのソフトウェアは使えません。
枝を描くには、先端にタブレットを持っていったときに表示される赤丸をドラッグします。また、青い丸をドラッグすると、枝を移動したり、枝の形状を変更できます。また、シフト+クリックでコントロールポイントの追加、削除ができます。これだけで覚えると、好きなように枝が描けるようになります。
枝を描いたら、次に文字を打ちます。何か文字を一文字空打ちすると、文字入力欄が出てきます。ペンを持ちながらタイプするのはコツがいりますが、できると、タブレットで枝を描く→キーワード入力と、流れるように作業ができるようになります。

もう一つ、タブレットで使う場合に多用することになりそうな機能がスケッチです。簡単なペイントツールが立ち上がります。ここで入力できます。タブレットならそのままダイレクトに落書きできます。タブレットPCはイマイチ使いどころが難しいと思われる方が多いかもしれませんが、このソフトがあればポテンシャルを引き出すことができます。

なぜかMacOSX版の方がアマゾンだと安いです。しかも、なぜかアカデミック版だと値段が逆転します。