ソフトウェア開発者に、未知の分野である小悪魔agehaを紹介するということをしてしまった手前、みんなの熱が下がる or もっと熱心な人が出るまでは面倒を見るのがフロンティアを切り開いた者のさだめ。ということで今月も定点観測です。実はあのスライドは2008年の9月号だけを見て作ったので、実は勘違いもあったかも、という心配もありました。でもそんなのは杞憂でした。11月号はさらにすごかった。
今回はいろんな特集が一本の糸でつながっているように見えました。体験入店で、夜のお店入門の体験談から始まり、現役のキャバクラのお店の店長のインタビュー、「自分の会社を起動に乗せるためにキャバ嬢やめます」という方の特集っぽい記事(寄せ書きとか、今までの振り返りとか)があったり、夜のお店で働くということに関して、夜のお店生活のスタートからラスト(起業はレアな成功パターンだと思うけど)まで網羅しています。
これはやばい!IT業界も負けるな!「なぜプログラマーになったの?」から「プログラム好きだけど、コンサルに目覚めたので足を洗います!」みたいな特集がプログラマー雑誌には必要だと思われます。キャバ嬢という職業にスポットを当てているのに、「さらに上へ」「夢に向かって」と上昇志向なところがすごい。他業種も含めてこういう路線ってほとんど見たことがない気がする。技術者だけど社長という立場で世の中を変えよう、という
はぶさんはちょっと近いかな?
地元紹介特集も面白かった。新潟の「物価が安いのは家賃と野菜と給料だけ」とか切実です。こうじさんの日記で見た「名古屋嬢」も言及されていたので「ああ、こういうものなのね」というのが分かりました。それぞれ、キャッチコピーがいいなぁ。Reginal Ruby Kaigiで栃木のプレゼンスを上げるために参考にしようw
僕的なハイライトはP108のシンママ同盟という特集(といっても、なぜか後ろからページをめくっていたのでいきなり衝撃だったんですが)。シングルマザーって、なんとなく「触れちゃ行けない領域」みたいな感じだけど、明るく楽しそうに「生きてます」ってのがストレートにぐっと来ました。
あのスライドは、かっとなって一気に作ったけど、もうちょっと観察するとまだまだ深い気づきがあるかも。IT技術者の方で、僕のスライドとかにダマされて小悪魔agehaを購入してしまった方は、コメントとかで白状しちゃって下さいw
posted by @shibukawa at 00:00
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