PySpecの新バージョンお披露目は現在取り組み中の0.53(なかなか安定しないので1.0にならない)で3回目です。そして、毎回リリースの作業では時間がかかります。アジャイルソフトウェア開発っぽいツール(テスティングフレームワーク)である以上、そこの部分は改善していかなきゃと思っています。
アジャイルソフトウェア開発で必要とされるものに「リズム」があります。なので、今まで4分音符で刻んできたのに、いきなり4小節ぐらいまたがる長い音なんかが出てくると、リズムが乱れます。特に、個人で趣味でやっている場合には、2〜3日かかってしまうと、リリースするのがおっくうになってきます。「やる!」と宣言して自分をむち打たないとね。
今までの作業を振り返ると、時間がかかっていたのは主に以下のポイント
- ドキュメントを書く
- ドキュメントを手作業でCodePlexのwikiに書式変換
- ファイルをアップロードしてリリース文を書く
このあたりですね。それぞれの改善策は以下の通り。
- ドキュメントは機能ができてchangelogに書き込む時に書く
- reST→wikiというフォーマット変換ツールを使う(今回作った)
- CodePlexはリリース文を"planning"の状態で書けるので、先に書く
こんな感じで、自分のプロセスの改善をたまに考えてみる、これがアジャイルですよね。そして作業の山が完全になくなれば、継続可能なペースを作れるようになってきます。趣味プログラマーには重要ですよね。山を見つけて山を低くする。次の0.54はするっと出せるようになるといいなぁ。