
少子化が制度のアキレス腱なら、育てた子供、孫の数で多ければもらえる額が増える制度にすればいいじゃないの?と独身だけど考えてみました。
年金制度を語るときに必ず出てくるのが「少子化問題」。制度の持続性自体が問題になっています。英会話の先生が「日本は養子の制度を活用する人が少ない」というのを言っているのを聞いて、一つ年金制度についてアイディアを思いつきました。ただ、「将来が不安だ」「こんな制度だめだ」という言うだけだと何も生産的なことはないので、アイディアを考えてみた次第です。
法律も、勉強も、仕事も、すべてはゲーム。リソースの選択と集中で最大のリターンを得るゲームです。もちろん、選択肢によっては選択すること自体にリスクが含まれます。また、選択肢を遂行するにはある程度のコミットメントが求められます。瀕死の仲間にホイミをかけるか、それとも「次の一撃でいける!」と「たたかう」を選ぶか。ドル高を見込んで輸出関連株を買うか、円高基調が続くのを見越して内需関連株を買うか。飲み会に出るか、それとも飲み会をキャンセルして勉強会に行くか・・・
ゲームとして成立するには、リターンと、リスク&コミットメントが線形な関数になるシステムでないと行かんわけです。「左下にいれば敵の玉がこなくて安心」というシューティングゲームはもはや存在しないのです。子育てをがんばった人は年金制度の維持に対して貢献したことになるので、もらえるリターンも大きくなって、そうでない人は自分でちょっとは貯金せいよ、と。まぁ、あんまり子育てしてない人の収入が減ってしまうと、それはそれで将来不安につながってしまうので、生活できるレベルは維持してもらわないと困るけど。
このアイディアをmixiに書いてみたら、色々反響がありました。
不妊と言う問題が大きいかなと思います。それ自体でも真剣に悩む上に、産めなきゃ自分の将来も見えないのは、ツラいなぁ。
まぁ、不妊以前に結婚できない人もいるわけですが・・・
育てる能力がないのに無責任に子どもを作って、虐待されたりする子どもが出るんじゃないかなあ。
アメリカの養子制度も、補助金目当てで、という問題はあるそうです。まぁ、年金だともらえるのは大分先で、前払いの負担が大きいのでそういう人はあんまり出ないかな、と思います。
実際に制度化するとなると、難しいのは貢献度の数値化かな?例えば、子供が10歳の時に両親が離婚しました、という状況で父親と母親の今後の貢献度をどうするか?一人で育てたら貢献度を倍にするか?離婚していても、養育費を払ったら貢献度を評価するか?などなど。後は孫の評価をどうするか、など。評価に関しては、こんな意見ももらいました。
子供の数だと子供の質を問わなくなって教育せずに産みまくったもん勝ちになるので子供・孫が稼いだ額の合計で決まる要素があっても良いかも
まぁ、稼いだ額というと、格差をさらに拡大するのでちょっと心理的な抵抗を感じる人もいるかもしれませんが、アイディアとしてはありですよね。実際、小室哲哉は逮捕されてしまいましたが、納税額という尺度で見ると、世の中への貢献度で考えれば僕の数千倍は貢献しているわけですし。こんなかんじで色々細かいルールを考えてみるのもおもしろいんですが、そういうのを吹き飛ばすコメントも。
何年間も欲しくてもできなかった子供がいざ生まれると、もうリスクもリターンもコミットメントも関係のない、何か本能的に可愛くて仕方なくて、もう一人欲しいと思ってしまう。子供って恐ろしいよ。しぶさんもそろそろ、どうですか?
そうですよね〜。まずはそこですよね。独身で済みません。