「デザインとはバランスを取ることだ」というフレーズが急に頭に浮かんできました。
いわゆるソフトウェアの設計フェーズ。なんのバランスを取っているかというと、実装の手間と機能。なるべく手間が少なく、多くの機能を詰め込む。アジャイルは常にバランスをとり続ける。アジャイルの場合はただ機能のバランスを取るだけじゃなくて、時間や費用対効果のバランスも取り続けます。
ウォーターフォールだと、「この機能を入れる」というレベルまでは面倒を見れても、「この機能は重要だから、もっと時間をとって作り込もう」とか、「ここはあんまり使わないから、ダイアログもそんなに使いやすくなくてもいいよ」みたいなバランスは取らなくて、だいたい出来上がってからユーザに文句を言われるというオチ。そういう意味ではアジャイルの方がいっぱい設計しているということですよね。
咳さんがよく日記で「設計って何?」とか「分析って?」みたいなことを書かれていますが、咳さんみたいな人はきっと「コードの美しさ」と「機能」と「拡張性」でバランスを取っているような気がします。違うかなぁ。今度聞いてみよう。